最近読んだ、児童精神科の先生が書かれた本の中で、おススメされてた児童書を読んでみた
知的発達の遅れがある主人公、アンディの見ている世界とその孤独がテーマ
アンディは彼を仲間に入れてくれる幼馴染たちの存在に救われてはいるのだけど、それでもやはり仲間に入れない時がある
それは、幼馴染たちが、アンディに理解できない遊びをしている時。
児童精神科の先生の解説によると、「認知」の世界は知覚したままの「一層構造」
そして、「認識」の世界は多重の意味付けや約束からなった「多重構造」
子供は成長とともにこの多重構造の世界を自由に行き来できるようになるけど、知的な発達の遅れがあるとこの行き来から取り残されてしまう
そこに、計算や読み書きが遅れる、など技能を超えた困難さと孤独が潜んでいる。。
この児童書を読んで、アンディ自身は言葉にできない、だけど感じているだろう孤独感、悲しみを感じて切なくなった
みんな(多数派)と同じように感じられない、みんなと同じように理解できない、みんなと同じように行動できない。。。。
そういうこともわからないくらい、知的な遅れが大きければ、本人自身はそれほど悩まないかもしれない。
でも、みんなと同じようにはできないと理解できる境界知能や軽度知的障害の子供たちは、本当に苦しいだろうな。。
リンク
知的発達の遅れがある主人公、アンディの見ている世界とその孤独がテーマ
アンディは彼を仲間に入れてくれる幼馴染たちの存在に救われてはいるのだけど、それでもやはり仲間に入れない時がある
それは、幼馴染たちが、アンディに理解できない遊びをしている時。
児童精神科の先生の解説によると、「認知」の世界は知覚したままの「一層構造」
リンク
そして、「認識」の世界は多重の意味付けや約束からなった「多重構造」
子供は成長とともにこの多重構造の世界を自由に行き来できるようになるけど、知的な発達の遅れがあるとこの行き来から取り残されてしまう
そこに、計算や読み書きが遅れる、など技能を超えた困難さと孤独が潜んでいる。。
この児童書を読んで、アンディ自身は言葉にできない、だけど感じているだろう孤独感、悲しみを感じて切なくなった
みんな(多数派)と同じように感じられない、みんなと同じように理解できない、みんなと同じように行動できない。。。。
そういうこともわからないくらい、知的な遅れが大きければ、本人自身はそれほど悩まないかもしれない。
でも、みんなと同じようにはできないと理解できる境界知能や軽度知的障害の子供たちは、本当に苦しいだろうな。。