不登校児ママの発達相談外来

発達障害や不登校の子供たちを診療している小児科医です。わが子も発達障害&不登校で日々格闘中。

投資

自分じゃないとうまくいく?

ここ最近、株価も堅調だけど、実は仮想通貨が熱い


ビッドコインの値段を見ると、1月下旬くらいからぐんぐん上昇して今では1.5倍以上になった

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株ではここまで短期間に株価が急上昇することはめったにないから、やっぱり仮想通貨はギャンブル的で面白いなぁと思う





私自身、半年くらい前からじわじわ仮想通貨(主にビットコイン)の値段が上昇していたから、手持ちの仮想通貨の評価額が上がっていくのが嬉しかったし、元をとっておこうと入金した分の現金を少しずつ引き出していた。


ある日、楽天ポイントでビットコインに投資している友達から、含み益が大きくなったことへの驚き&引き出すべきかどうか相談LINEが届いた


私は、投資した分のポイント分を引き出したらどうかと提案した。


そうしたら、あとは利益のみだから、たとえゼロになっても惜しくないし、気楽になる


友達は早速投資したポイント分を引き出して、そのままふるさと納税の支払いにあてたようだ。


私も、そのタイミングで現金化しようかと思ったけど、つい数日前に一部を現金化したばかりだから、もう少し待つことにした。


すると、友達が売却したタイミングをピークに、ビットコインの値段が急落


私も売却すべきだったなぁ。。。なんて。


以前、投資の師匠である父が、「不思議なことに、自分の運用より人の運用をしてあげた方が成績が良くなりがちだったなぁ」と言うのを聞いたことがある。


父自身は、以前は亡き祖母(父の母)や伯母(姉)の代理運用をしていて、投資成績は自分名義のものより良かったようだ。


今回、私の場合も、友達が私のおススメ通りのことをしてくれて、私以上の利益を得られたということかな


そうすると、プロの運用者たちの成績も、自分自身の資産より任せられた運用の方がうまくいきがちなのかな??


でも、運用成績が自分のお給料に直結するだろうし、完全に人の利益というわけじゃないから、この場合は違うのかな?


そんなことを徒然考える出来事だった


宣伝⁈

大学の同窓会で





大学を卒業後のみんなの人生について聞くのが本当に楽しかったし、もちろん、私もみんなの前で話してきた


事前に仕事の話や家族の話をどこまでするかはだいたい考えていたのだけど、投資について話せるかどうかはその場の雰囲気によるなぁと思っていた。


これまでのミニ同窓会などで、お給料や開業資金、おススメのふるさと納税とかは話題に出ることはあったけど、投資について話題になったことはない


お給料は全部そのまま奥さんに渡して自分は何も気にしてないという強者もいて、他人事ながら(奥さん、ちゃんと投資してくれてるのかな。。。)なんて心配していた。


だから、この機会に、投資について話せたら、宣伝出来たら良いなぁなんて思っていた


同窓会はすごく良い雰囲気で進み、同級生の順番スピーチも私の番が来るまで、とても盛り上がっていた。


私は、(これなら大丈夫かな)と思い、小児科医としては半人前のままだったけど、発達相談外来の分野では自分の力を発揮できていると思うこと、同時に投資を勉強&実践してきて、ぜひみんなにもお勧めしたいことを話した

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驚きの声や同意の声があがって、反応は悪くはなかったのかな


話してみて良かったな


資産の使い方

父の資産管理(の一部)を任されるようになって、仕事を引退後のお金の使い方、資産の守り方を真剣に考える必要が出てきた


資産の作り方、お金のため方は必死に勉強したけど、自分自身の仕事の引退はまだまだだから、お金の使い方はこれまで全然意識してなかったため、試行錯誤の日々


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父自身の方針としては個別株の配当金と投資信託の分配金、年金や保険のお金を生活費に回し、なるべく株と投資信託の元本は売却せずにいたいというから、そうしようとと思っていた


ただ、父の持っている投資信託は毎月分配型のアクティブ運用のもの


相場が好調な今は基準価格は値上がりしてるし、分配金も毎月支払われているから良いけど。。。


今後暴落がきたり、軟調相場になったら、大きく値を下げる可能性、分配金が滞るor分配金のために元本が使われる可能性、それなのに高い手数料を支払い続ける必要性があることを考えたら、このままアクティブファンドを持っているのは、リスクが高いように感じる。


だから、アクティブファンドを少しずつ売却してNISA枠でインデックスファンドを買いなおしている





そして、NISA枠におさまらない分のアクティブファンド売却分を何に振り分けるのか、私の腕の見せ所⁈


先日、タイムリーに、いつも読んでるブロガーさんが、私の迷いに答えをくれるような記事を書いていた









資産を使っていくときに、配当を使っていくのと、同じ金額取り崩すのとどちらが良いのか


私の感覚的には配当を使う方が資産そのものは減らないイメージだったけど、理論的には税金の支払いにより、取り崩しの方が有利なことが多いと


詳しく読むと、総合課税の課税所得が330万までは配当控除を使えることを考えたら配当を使うのが有利だけど、それ以外の場合は取り崩しの方が税払いを先送りできる分、資産そのものが増えることから、有利と考えられるようだ


なるほど。。。それで、課税所得330万とは年収でいくら・・?と思い調べてみたら、控除の額にもよるけど、サラリーマンの年収で約600万と考えたら良いようだ。


ということは、父の場合も年金その他と配当金(売却益や分配金など含む)合わせて600万くらいまでなら高配当株や投資信託分配金をもらってそれを使う生活で良い


でも、配当も合わせると600万を超えるようならむしろ600万を超えないように分配金の出ない投資信託などに乗り換えるなどして調整し、入ってくる配当金など以上にお金が必要なら、その投資信託を売却して取り崩した方が良いということかな


う~~ん。。。言うのは簡単だけど、うまくできるかな


とりあえず、毎月分配型のアクティブ投資信託を定期的に売却してインデックス投資信託やETFを粛々と購入していくだけってことにかわりはなさそうだ


債券投資

投資は分散が大事とよく言われている





何を分散するかというと、「時間」と「資産」


そうすることで、リターンのブレを少なくすることができる。


私の場合、時間については、お給料からこつこつ積み立てていくことで自然と時間は分散されるから、あまり意識してない。


よく、「相場が下がった時に買って、上がった時に売ればよい」というけど、そんなにうまいことできるわけないから、積み立て設定をしたらあとはほったらかし





最近は、日本株も米国株も高値圏と言われているけど、お構いなしに買い増すのみ。


資産の分散については、リスク資産はほぼ株式のみで、不動産や債券などは全く持たない


あとは安定資産の現金のみ
(少しの金と仮想通貨は持っているけど、これはおまけみたいなもので、資産分散だとは思っていない)








でも、株式は基本的には全世界株式や全米株式インデックス投資だから、株式の中で分散は十分にしてるし、お給料から入金できている間&資産を作っていく間はこの方法で良いなぁと思っている


ただ、最近債券投資についてよく耳にするようになり、、友達との話題にあがったこともあって、あらためて債券投資の意義などを調べてみた


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株式とは異なる値動きをすること、比較的安定性が高くて分配金(利息)も得られることなどから、ある程度資産が形成されたあとや資産を取り崩す時期にはやはり債券にも投資してあると良いのかもしれないと思うようになった。







そこで、私が管理している父の資産の一部現金を債券ETFに切り替えることにした


ときどき証券口座をのぞいている父が、現金があるのをみるとすぐに個別株を買いたがってちょっと困っていたから。。。


私としては、資産を取り崩すフェーズに入った父の資産は、暴落に備えて生活費の2年程度の現金はプールすべきだと考えているのだけど、父は口座に現金があると、「金利を生まないのにもったいない」と言い出す


だから、折衷案としてBNDやAGGなどの総合債券ETFに投資する選択ならありだと思った
(父自身も、社債や国債などはこれまで購入経験がある)


というわけで、これから少しずつ、父の口座の現金は債券ETFにかえていこう





私自身は、とりあえず新NISAの1800万枠が埋まらない限り、債券投資はしない方針にかわりないかな。






たとえオルカンなど株式投資信託が暴落で値を下げても、父の教え「暴落時はバーゲンセール」だと思って、毎月買い続けるのみです。







サイコーの課題

まおの高校では、国公立大学を一般入試で目指す生徒は少数派で、共通テスト前には3年生大部分の進学先や就職先が決まっている


だから、今は卒業に向けて補習が行われているらしい。


英語や数学、化学など教科の補習のようで、何をするかは各々先生にまかされているよう


受験を終えてしまった生徒たちが、教科の授業に身が入るものなのかなぁと思っていたら。。。


まおの話を聞いていると、数学の補習がサイコーだということが判明


数学の補習では、なんと「お金の問題」がテーマだった


まずは「クレジットカードのリボ払いを利用すべきではない理由」がテーマの授業

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まおによると、先生は、クレジットカードはうまく使えば便利でお得だけど、リボ払いはそんなメリットが吹き飛んでしまう、利用者にはデメリットが大きい(高利貸しにすぎない)ものだと力説していたと。


次は「お金を積み立てて貯めていくことの大切さ」がテーマの授業


就職してからもらい始める月々のお給料から、できればその前の大学生のアルバイト時代から、お金を全部使い切らずに、使う前に貯金するお金を確保することの大切さを学んだよう。


そして、補習最後の期間に出されたレポートが最高


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老後2000万円問題をどう対策していくかを生徒たちに考えさせることで、正しい資産運用、投資をする必要性を伝えたいという先生の意図がすごく伝わってきた。


この課題で、生徒たちがどの段階の結論に達するのかわからないけど。。。


我が家では「投資の大切さ」について私から耳にしすぎて最近は聞く耳を持たなくなっていたまおが、


「この課題って、ママがよく言ってたみたいに、若いうちから積み立てながら堅実な投資することが大切ということ知ってほしいからだよね。


レポートにどうやってそれをまとめたらいいか、アドバイス欲しい」と私に聞いてきたことが、何より嬉しかった


私が愛読しているブログの記事の中からまおにいくつかピックアップ、資産運用シュミレーションのやり方を伝えたら、まおは自分でレポートを書き上げた。


最終的にどんなレポートに仕上がったのかは見ていないけど、まおは


「私も証券口座開いて、お年玉貯金の半分をインデックス投資に回すわ。


そのときは、また何に投資したら良いかアドバイスちょうだい。


(お年玉貯金の)残りの半分ではいろいろ欲しいもの買うけどね」と言っていたので、私や数学の先生が伝えたかったことはまおに伝わったようだ


サイコーの課題を出してくれた数学の先生に感謝






ギャラリー
  • まおの悲しみ ②
  • 表裏一体
  • ペアレントトレーニング ⑤ ~無視は難しい ③~ 
  • 心理評価の結果説明 ~我が家の場合 ④~
  • WISC-Ⅴ ② ~新しい指標について~
  • 自分じゃないとうまくいく?
  • 迷うなら支援を ~ドルジの場合~
  • ペアレントトレーニング ⑤ ~無視は難しい ②~
  • まおの悲しみ ①