今月号の日本小児精神神経学会雑誌の論文から…




ASD児の記憶の特徴のもう一つは、「侵入記憶」であること


筆者は、ASD者にとっての体験は心理的距離に欠け、非言語的な体験になりやすいと言っている


例えば、机で何かをしていて、うまくいかなかった経験があると、机を見ただけで「さっき失敗したところだ」と思い出してしまうというように


言いかえると、記憶が、非言語的な手がかりや刺激によって想起され、再生された記憶表象ともに心理的距離が取りにくい、ということらしい


time slip現象、フラッシュバックはこういったメカニズムで生じるようだ




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つまり、体験を言語化できるということは、記憶を(ある程度)客観性を持って保持できるし、その体験と心理的距離を取れるということでもあるのだなぁ


ASD児の(特定のものや事柄)に対する記憶力の良さにはびっくりするし、長所とも考えられるけど…


逆に、嫌な体験の記憶をいつまでも抱えていかなければならないのも大変だなぁ…




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いただきもの 梅ジュース、桃ゼリーにクッキー、レーズンサンド、黒豆の煮物

どれもこれも甘くて美味しい物ばかり。。。


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