時々、自治体の乳幼児健診を担う保健師さんたちと話す機会がある



そして今年度、乳幼児健診とその事後フォローについて、保健師さん向けに講義をすることになった



保健師さんが聞きたいこと、知りたいことを事前にアンケートしてもらったのだが…


子供の発達特性の見極め方以上に、支援や発達フォローが必要だと思う子供がいたときに、それをどう親御さんに伝えたらよいのか知りたい、という意見が圧倒的に多かった


ちなみに、私が関わる自治体では、1歳6か月健診も3歳健診も、医師の診察はあるが、健診業務をしている医師は、必ずしも発達障害などについて詳しいわけではなく、地域の開業医や勤務医が持ち回りでこなしている


身体の問題についてはほぼ医師の判断に任せられるのだが、発達の問題に関しては、医師によって対応が大きく異なりがち


なので、診察後最終面談を行う保健師の判断(今後も保健センターで発達フォローを行うかどうかなど)がすごく重要になっているのが現実で。。。


健診では、ほとんどの親御さんが「順調に成長してますよ」と言ってもらうことを期待して参加している


我が子の発達に懸念を伝えられるとは思ってもいない親御さんも多い。


もちろん、中には我が子の発達を心配している親御さんもいるけど、「大丈夫ですよ、個人差ですよ」と言ってもらえることを期待しているように感じる。


そんな状態の親御さんに、子供の発達についての懸念を伝えるのは、本当に大変なことだと思う


多くの親御さんがショックや怒り、悲しみを表出されるのだと思う


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親御さんの反応が「悪い」と言ってるわけではなくて。。。


そういう反応は受容の初期段階としては当然のもの




だから、伝える側が、それを覚悟で伝えるしかないし、親御さんの示す感情に共感、理解を示すしかできないとわりきるしかない。


私も、外来で久々に強い反応があった親御さんに対応して、正直どっと疲れた





あらためて、保健師さんや保育士さん、学校の先生の役割は本当に大変だろうなぁと思った。


子供のために、悪者にもなってくれて、本当にありがたいです





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