1歳6か月健診で、話す言葉の数以外に、発達状況を確認するため診ていることは、「理解力」と「対人性(社会性)」


その2つをみるのに重要なのが、「指差しをするかどうか」ということ

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指差しは、「相手を意識した」コミュニケーション手段の一つ


指差しがあれば、それだけでも対人性がある、育っていることがわかる。



指さしには3種類あると言われている


①要求の指さし ②共感の指さし ③応答の指さし


「要求の指さし」も「共感の指さし」、定型発達では生後10ヶ月くらいから見られる。


「要求の指さし」とは、何かを取って欲しいとき、何かを食べたり飲んだりしたい時、自分が欲しいものを指さして相手に要求する。


要求する「相手」を意識できているから指さしができる。


自閉特性があり、「相手」を意識した要求ができないと、「クレーン現象」が長く続く









相手の手を、自分が欲しいものを取る「道具」に見えていて、自分の意思を伝える対象として十分認識できていないから。


1歳6か月健診で、「要求の指さし」が出ていない場合は、たとえ言葉が出ていても、明らかな異常


発達の遅れがある and/or 自閉特性がある(強い) 可能性が高い


逆に、言葉が出ていなくても、要求の指さしがあれば、キャッチアップしていく可能性も十分にある


健診の会場で、子供の様子から確認するのは難しいけど、親御さんに「欲しいものがあったらどうやって伝えようとしますか?どうやってアピールしますか?」と聞くことで確認できる。


実は、言葉の有無以上に、指差しの有無の方が重要なのです








米国株投資をよく勉強していたころ、参考にしていたブロガーさんの本


刺激的なタイトル?だけど、中身はいたって真面目ですごく参考になる


最近は、ベッドサイドにおいて、寝る前にちょこちょこ読んで復習してる


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