逃避先となっているゲームへの依存をどうやって改善していくか。。。




それは、現実への適応がセットにならないとなかなか難しいのだけど。。。


でも、ゲームやネットばかりになることも、悪いことばかりでもないなぁとも感じる


特に不登校児は、ゲームのオンラインの世界の中では一緒にゲームをする仲間とよくコミュニケーションとる子や、ゲームで良い成績を取り少しずつ自信を積み重ねる子も結構いる


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学校に行けなくて辛い時期、それがすごく救いになる


そして、環境が変わって一歩踏み出したとき、リアルに出会う仲間たちは同じような経験をしている子が多く、ゲームがコミュニケーションの道具にもなる。


だから、発達相談外来で私が子供たちにゲーム時間を減らすよう話すことはあまりない

たとえ昼夜逆転していても、普段はお風呂に入ることすらままならない状態でも。


「身体のために、人間らしい生活は心がけようよ~」くらいは言うかな


親御さんたちからは、「先生がもっとゲームをやめるよう言ってくれないと困ります!」と言われることもあるけど。。。


発達相談外来を始めたばかりのころ、子供たちに少し強めにゲームに依存した状態は良くないと言ってみたこともあるけど、それが良い結果につながることはなく・・・子供たちが病院に来なくなるだけだった


だから、今はゲームやネットについて、子供たちにとって、悪口になるようなことは言わない。


かわりに、何のゲームをしているのか、ゲームの成績はどうなのか、どんな動画を観ているのか、どんなところが面白いのか等根掘り葉掘り?聞きだそうとすることが多い。


子供たちの限られた「窓」にアプローチし続けるしかないから。。。




でも、それは私だけじゃなく、親御さんも同じだと思う


子供がまた外に踏み出す気持ちになるために、ゲームやネットを否定し続けるより、少しでも子供の見ている世界をわかろうとする方が、良いのじゃないかな





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実家の家庭菜園の収穫

大きな芋がごろごろのジャガイモ掘りがとても楽しかった


きゅうりはあっという間に大きくなるから、採りごろを逃さないようにしないと。。。


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